知らなければ回避不能!死に至る病、鬱病  

ブラック企業が世の中に溢れかえることにより、「うつ病」という言葉をよく聞くようになりました。うつ病とは何なのか、どういう状況でかかるのか、うつ病にならないためにはどうしたらよいのかについて調査しました。

うつ病とは?

うつ病とは、憂鬱な気分になったり、意欲・興味などが低下したり、食欲の低下、不眠、不安や悲しみ、無気力、虚無感になったりする精神障害の一種です。

うつ病になってしまうと一日中気分が落ち込んでしまい、何をしても楽しめなくなります。以前大好きだったものや趣味にも興味が持てなくなってしまいます。

気を付けてほしいのは、「うつ病とは気分や気合いの問題ではなく、ホルモンバランスや神経等の障害がもたらす極めて生理的な現象である」ということです。

よく「うつ病は甘えだ」と言う人がいますが、これはとんでもない間違いです。
なぜなら、一定の条件がそろえば誰でもうつ病になりえるからです。

うつ病の症状

うつ病になってしまうと心身に様々な悪影響が現れます。以下に示す症状はあくまで氷山の一角に過ぎません。つまり、実際にはもっと凄まじい症状もあるということです。

うつ病の症状

  • 憂鬱とした気分から抜けられない
  • 眠れない。寝られたとしても寝た気がしない。
  • 全身に鉛を背負っているかのように体が重い
  • やる気、集中力が出ない
  • 食欲が出ない
  • 何もする気が出ない。無気力。
  • 何をしても楽しくない。無感動
  • 何もしていないのに全身がだるい。疲労感が抜けない
  • 頭痛がする
  • 性欲がなくなる
  • 不安しか感じなくなる
  • 頭が回らなくなる。思考がまとまらない。
  • 感情がなくなる

うつ病経験者達は語る

Q うつ病は甘え?

A 甘えじゃないよ 
マジで死んだほうがマシって思ってしまう 
俺はトラックにひかれてもいいやって思った

Q どんな症状が出たの?頭悪くなった?(物覚えが悪い、集中力がなくなったなど) 

A 感情が無くなった
顔に表情が無くなった

集中力とか、人の話をきちんと聞く事が出来なかった

朝、布団のなかで目が覚めて、そのままの状態で一日過ごす、なんて日もありました。とにかく体が重くて、だるくて、布団から動くことができない。

マジで何もできなくなる。今まで楽しかったことも趣味も友人も家族も何もかもどうでもよくなる。洒落にならんが、本当に突然体が動かない。
起き上がりたくても起き上がれない

鬱なんか糞!とか言ってる人は真面目なんや。ストイックなんや。そういう類の人間は知らず知らずに脳が…
そういう人ほど気づいたときにはうつ病になってしまっとるんや。ソースは俺

うつ病にかかりやすい人

うつ病になりやすい人もいればなりにくい人もいます。
以下の特徴に当てはなる人は要注意です。

うつ病になりやすい人の特徴

  • 真面目で責任感が強い
  • 道徳観が強い。良心を捨てきれない
  • 完璧主義者
  • 神経質で几帳面
  • 理想主義者
  • 我慢強い
  • 責任感が強く、何事にも熱心に取り組む
  • 頑固で融通が利かない、何事もキッチリしないと気が済まない
  • あまり感情を表に出さない、あるいは出せない立場にある

世間では「うつ病は甘えている人、精神虚弱な人がかかるもの」という認識が一般的ですが、実際のところは全くの逆です。うつ病にかかりやすい人というのは人一倍責任感が強く、真面目で我慢強いのです。

しかしその責任感の強さと真面目さ故にストレスを抱えやすく、うまく発散できずにため込んでしまい、気づいたときにはうつ病になり体が動かなくなってしまうのです。

うつ病になりやすい環境・条件

うつ病になりたくてなる人はいません。誰だってこんな病気になりたくはありません。それでも毎年100万人以上の人がうつ病にかかっているのです。それだけうつ病というのは非常に強力で、誰でもかかりうる病気なのです。

「うつ病は甘えだ。自分はかからないに決まってる」などと油断せずに鬱になりやすい条件や環境を注意深く避けましょう。いつ自分がうつ病にかかるかなんて誰にも分からないのですから。

うつ病になりやすい条件

  • 睡眠不足
  • ストレスの多い環境(うるさい上司、きついノルマ等)
  • 環境の変化(就職や転勤、結婚や離婚など)
  • 家族や親しい人間と離れる
  • 家庭内不和
  • 失業
  • 大きな挫折(就職や受験に失敗する等)
  • 貧困
  • 有害な人(悪口や怒声を浴びせる人など)と関わる
  • 怠惰な生活習慣、乱れた食生活
  • 運動不足

現代社会におけるうつ病製造機、ブラック企業

はっきり言ってしまうと、現代社会においてうつ病の原因はブラック企業であることがほとんどです。

ブラック企業は長時間労働により体力と気力を削り、慢性的な睡眠不足に陥らせることで体力と精神力の回復を妨害します。その他、口うるさい上司の説教や怒声、厳しいノルマ等によりストレスが絶えません。

このようなうつ病を発症しやすくするブラック企業に入ってしまった場合、うつ病になる前にすぐ辞める勇気を持ち、退職や転職という行動を起こすことも大事です。

「うつ病にかかる前に辞める」のと「うつ病にかかってから辞める」のとでは、同じ仕事を辞めるにしても結果が全然違ってきます。どうせ辞めることになるならば、鬱になる前に辞める方が断然マシです。

一度うつ病にかかってしまうと、その後のやり直しが非常に難しくなる、ということを肝に銘じておいて下さい。「たとえブラック企業といえども、会社を辞めるのは怖い」という気持ちも分かりますが、うつ病を発症してしまうことの方が恐ろしいことなのです。

世の中に会社などいくらでもありますからブラック企業一つ辞めたところで大した問題ではありませんが、あなたの命と体は一つしかないのです。

うつ病は不治の病

うつ病の最も恐ろしい点。それは「一度発症すると二度と完治しない」という点です。一度うつ病になってしまうと、もういくら投薬しても休みを取って治療に専念しても「うつ病が再発しやすい状態(寛解状態)」にまでしか回復しません。

うつ病が心の癌と呼ばれるのもこのためです。一度うつ病になってしまうと脳や神経系が変性してしまって、二度と以前のような健康な状態へと戻ることはできません。

だからこそ、うつ病にならないように気を付けることが何より大事なのです。

うつ病にならないためには

前述の通り、うつ病というのは一度発症してしまうと二度と完治しない病気です。したがって、うつ病にかかってからうつ病を治療するのではなく、最初からうつ病にかからないようにすることが何より大切で有効な対策となります。

うつ病を回避するために、以下のことを頭に入れておきましょう。

【ストレスと付き合う10カ条】

(1) 完璧主義を捨てる。
(2) 現実を直視する。
(3) 自分なりのストレス尺度を持つ。
(4) 心から打ち込める趣味を持つ。
(5) つらくなったら悲鳴を上げる。逃げる。
(6) 悩みを打ち明けられる心の友を持つ。
(7) 軽い運動でいい汗をかく。
(8) 先入観を持って人と接しない。
(9) 解決を先に延ばさない。
(10) 「ノー」という勇気を持つ。

もしうつ気味になってしまったら

うつ病にはかからないのが一番良いのですが、そうはいっても鬱気味になることはあると思います。そういうときの対処法は以下の通りです。

うつ病の対処法

  • 迷わず精神科医に駆け込む
  • 自分をしんどくさせるストレス源からは離れる。
  • 太陽の光を浴びる
  • 魚やバナナを多く食べる
  • ほんの少しでいいので、体を動かす
  • 筋トレをする
  • 遠慮なく休む
  • 十分な睡眠をとる
  • ほんの少しでいいので、3食きちんと食べる

精神科医はうつ病対策のプロです。うつ病になってから駆け込むのでなく「あれ、なんか鬱っぽいな」と思った時点で病院へ行くのが正解です。適切なカウンセリングや投薬が受けられます。

その他、太陽光を浴びたりバナナを食べたりするのも有効です。これによりセロトニンと呼ばれるホルモンが分泌され、うつ病を防止します。

筋トレは馬鹿にされやすいですが、鬱対策としては非常に強力です。なぜなら筋トレすることによってテストステロンというホルモンが分泌され、憂鬱な気分を吹き飛ばすからです。

シェアする

フォローする