風と一体になる・・・バイクの魅力と恐ろしさ

風と一体となって疾走する爽快感を楽しめるのがバイクです。操作性や加速性に優れ、股下から伝わってくるエンジン音やハンドルを握っているときのワクワクする気持ちは乗った人にしか分からないものがあります。

しかし一方で、事故を起こしやすかったり死に直結しやすい乗り物であることも事実です。

今回はバイクの魅力と恐ろしさについて調査しました。

バイクの魅力

車・バイク離れが叫ばれて久しいこの時代でも、バイクには根強いファンが一定数います。一体バイクのなにがそんなにも人を引き付けるのでしょうか。

バイクのメリットとしては以下の要素が挙げられるでしょう。

加速性・スピードに優れる

バイクは四輪自動車に比べて非常に軽いのですが、その割にはパワーのあるエンジンを積んでいます。そのため、「軽くて高出力」という構図が出来上がり、加速力が四輪自動車とは比べ物になりません。

アクセルを回した時の強烈な加速感、風を切り裂くかのごときスピードの世界は乗る人を魅了してやみません。これを味わうためだけにバイクに乗っているという人も少なくありません。

価格・維持費が安く、経済的

価格・維持費が安いというのもバイクの魅力の一つです。

車離れの大きな要因として「値段・税金」が高すぎるからというものが挙げられます。バイクもその例にもれずバイク離れが進んでいますが、四輪自動車に比べればまだ安いほうです。

四輪自動車と比較すると燃費も良いほうで、保険料や車検料も割安で済みます。

操作性に優れ、小回りが利く

バイクは操作性に優れ、小回りが利く乗り物です。

ただ座ってハンドルだけで動かす四輪自動車と違って、バイクは全身で操縦する乗り物だからです。全身でバイクの重心を捉え、手でハンドルをきるのではなく体重移動によってハンドルをきります。

バイクと自分が一体化し、まるで自分の手足であるかのような操作性は最高の一言に尽きます。

四輪自動車と比べると比較的小型なので、道が渋滞している時、車のわきをすり抜けて先へ進むこともできます(本当はダメです)。四輪自動車では通るのをためらうような細道も、バイクなら簡単に通ることができます。

車体が小さく小回りも効くので駐車スペースが小さくて済みます。したがって、四輪自動車をバック駐車するときのようなちょっとした緊張感とも無縁です。

バイクの危険性

しかし一方で、バイクは非常に危険な乗り物として知られています。バイクというものはその特性上、物理的にも構造的にも危険な乗り物なのです。

二輪であるがゆえの不安定さ

バイクというのはその構造上、低速時が一番不安定になります。

バイクは二輪車であるがゆえに静止していることができません。バイクが安定していられるのは動き続けているときだけです。つまりバイクにとって減速とは、一番不安定な静止状態へと近づくことを意味します。

しかし一度公道に出れば、常に走り続けられるわけではありません。加速と減速を繰り返し、時には静止しなければなりません。四輪自動車と違って常に安定していられるわけではないのです。

制動力が足りない

バイクは非常に加速力に優れる乗り物です。しかし、制動力(=ブレーキをかけて止まる力)があまりありません。

乗り物というのは加速力だけ良ければいいというものではありません。むしろ止まりたい時に止まれる力の方が重要であると言えます。

この制動力が無いというのはブレーキの利きが良い悪いとか、ブレーキのかけ方が上手い下手とかいう問題ではありません。バイクというのはその構造上、物理的に四輪自動車並みの制動力が発揮できない乗り物なのです。

というのも、そもそもバイクには2本しかタイヤがついておらず、地面との十分な摩擦を引き出すことができません。そのタイヤにしたところで、四輪自動車のタイヤと違って丸く小さな形にまとまっているおり、やはり接地面積が小さくなっていますので、いざというとき止まれません。

加速に優れるからといってスピードを出し過ぎて、いざという時に止まれずに事故を起こすバイク乗りが後を絶ちません。

生身の人間が剥き出し

当たり前の話ですが、バイクに乗っている間、乗っている人間は生身のまま晒されています

四輪自動車と違って、金属フレームで全身を囲われているわけでもなく、シートベルトによって固定されているわけでもなく、エアバックなどの安全装置があるわけでもありません。もし何かにぶつかってしまったら、何の安全も保障されていません。

常に生身の状態で高速移動し続けなければいけないというのがバイクという乗り物の宿命です。もし何かにぶつかってしまったら生身のまま放り出されてしまいます。

公道に何があるかは分かりませんが、恐らく何にぶつかろうと生身よりは硬い何かにぶつかるでしょう。もしバイクから投げ出されたとしたら、それは恐らくアスファルトの上か、コンクリートの壁か、はたまた金属の塊たる自動車か。

いずれにしても、生身の状態で、人体より圧倒的に硬いものに時速数十Kmで叩きつけられることになります。順当にいけば即死、運が良くても致命傷・重傷は避けられません。

バイクに関するコメント集

魅力と危険性に溢れるバイク。良くも悪くも人を引き付ける力があるようです。

そこで、バイクに関するコメントをいくつか紹介します。バイクの危険性を指摘する声も多いですが、それらの危険性を上回るほどの魅力があるのも事実のようです。

だからこそ、今日もどこかでバイクに乗る人がいるのです。

加速していくあの感覚がたまらないんだよな。

死亡率が自動車事故の8倍

生身で数十キロ数百キロで移動するとかどう考えても危ないだろ。

バイクは確かに楽しいです。
天気が良ければ実に便利でもある。
だが、バイクは責任ある社会人の乗り物じゃない。
長年乗っていた俺には心からそれが判ります。
ケガらしいケガは指と鎖骨の骨折だけで済んだけど
これが背骨や首の骨じゃなかったのは
ただの幸運に過ぎません。

全身で感じる風が気持ちいい

親父が「バイクなんて生卵が公道走ってるようなもんだ」って言ってた。

知り合いが事故で顔面グチャグチャになったで

走る棺桶。天国に最も近い乗り物と言われるだけのことはある。

危険なのは分かってるけど辞められないんだよな。あのバイクと全身が一体となる感覚。
全身で風を切り裂いていく疾走感、爽快感、解放感は病みつきになる。
風と一体になる、風を追い越す感覚だよ。これは乗った奴にしか分からない。

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