世界最強の投資家ウォーレン・バフェットはいかにしてお金持ちになったのか

2018年現在、世界第三位の大富豪であるウォーレン・バフェット。

彼を世界有数の大富豪まで押し上げた投資哲学はもちろんのこと、人生訓も非常に含蓄があり、私達の生き方の参考になります。

今回は世界最強の投資家、ウォーレン・バフェットについて調査しました。

人物像

ウォーレン・バフェットとはアメリカ最強の投資家であり、経営者でもある人です。

世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイを経営しています。実は同社のCEO(最高経営責任者)であるだけでなく、会長でもあり、筆頭株主でもあります。

バフェットは株を買ってから長期間保有するスタイル(バイ&ホールド)を基本とし、徹底的に吟味した企業の株を買って持ち続けることによって世界有数の大富豪へと昇り詰めました。

出身地はアメリカのネブラスカ州オマハであり、人々は敬愛の念を込めて「オマハの賢人」と呼んでいます。

かなりの偏食家として知られ、一日にコカ・コーラを何本も飲みます。肉をバンズで挟んだだけのハンバーガーとコーラさえ与えていれば上機嫌で居られるそうです。

超大富豪であるにもかかわらず、その生活は質素なものです。比較的安価な車、家を購入し長く大切に使い続けています。お金持ちですが、一年間に使うお金はおよそ5万ドル程度という倹約家ぶりです。

バークシャー・ハサウェイ

バフェットが1965年に経営権を取得した繊維業の会社、それがバークシャー・ハサウェイです。

本業はあくまで繊維業のバークシャーでしたが、優秀な経営陣と多額の資金を注ぎ込んでも赤字を垂れ流し続けるため、1985年に立て直しを断念。バフェットはバークシャーの繊維部門を諦めて工場を閉鎖しました。

当時のアメリカでは賃金の安いアジアに押され、繊維業はすでに斜陽産業となっていたのが原因でした。バフェットほどの敏腕経営者でも斜陽産業を立て直すことはできなかったのです。

こうして繊維業を撤退してからは、今のような投資を本業とする投資持株会社としての経営が始まりました。

バークシャーはバフェットが経営を握ってから、様々な企業の株式を購入しました。

バフェットの投資哲学によって選び抜かれた数々の株式を購入し、長期保有するというスタイルによって同社の株価は複利計算で約21%ずつ成長するという凄まじい成長を遂げました。

バフェットが1965年にバークシャー・ハサウェイの経営権を握ってから2015年現在までの約50年間にバークシャー・ハサウェイの株価は約200万%(20000倍)という桁外れの上昇ぶりです。

バフェットの資産の99%はバークシャー・ハサウェイの株式です。バフェットは同社の株式の19.6%を保有しています。つまり総資産額はおよそ9兆円です。

投資哲学

バフェットの投資の基本スタイルは、

優良企業の株式を割安な時に買い、それを長期保有すること」です。

場合によっては短期で売買してしまうこともありますが、それは自分の判断が間違っていたと分かったときや、経営・市場の変化によって長期保有する理由がなくなったときだけです。

バフェットが掲げる投資基準には以下のようなものがあります。

1.事業内容が十分理解できる企業を選ぶこと

バフェットは事業内容がよく分からない企業の株を買うような真似はしません。事業内容がよく分からないならば、その企業の置かれている立場、ひいてはその企業の株価を予想することもできないからです。

そのため、バフェットは基本的にハイテク分野の企業の株式を購入していません。

自分がわかる範囲でよく吟味して株を買うというスタイルを今も昔も貫いています。

2.長期的に業績がよく、今後の業績もよいことが予想されること

バフェットは投資する際、投資先の企業が一貫して利益を上げ続けているかを重視します。

たまに好業績を出す程度の企業は投資する価値があまりないと考えています。なぜなら、そういった企業はたまに儲けさせてくれるかもしれませんが、頻繁に赤字を出すことによって逆に損する結果にもつながるからです。

バフェットにとっては、一時的にお金持ちにさせてくれる企業よりも、お金持ちにさせ続けてくれるような企業の方が嬉しいのです。

3.経営者が誠実で、有能であること

その企業を経営している人達が誠実で、有能であるかも重要な投資基準です。

企業は経営者の判断によって容易にトラブルを起こし株価を下落させてしまうものです。そういったトラブルを避けるため、経営層の質も投資の判断基準に組み込まれています。

4.その企業の内在価値と比較して、株価が割安であること

その企業がもつ価値と株価を比較して、割安だと判断できた株を購入します。

その企業の持つ資産や売り上げ等から考えて妥当な株価を算出し、その妥当株価より今の株価の方が安い企業の株を購入するこの手法をバリュー投資と言います。

バフェットはこのバリュー投資を師であるベンジャミン・グレアムから教わり、今でもその投資哲学を実践し続けています。

バフェット語録

バフェットの投資哲学は多くの投資家たちに影響を与えています。また、彼が投資から学んできた人生訓も非常に含蓄があります。投資に興味のある人もない人も、彼の言葉から学ぶことは多いでしょう。

ルール その1:絶対に損をするな。

ルール その2:絶対にルール1を忘れるな。

リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます

他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならないということです

買うのは企業、株ではない

喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、
たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない

投資は力仕事ではない。
人一倍、読み、考えなくてはいけない

我々が歴史から学ぶべきなのは、
人々が歴史から学ばないという事実だ

株価が50%下落してもパニックに陥らないこと。
そういうときにこそ、ありがたく買うこと。

株は単純。
みんなが恐怖におののいているときに買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい

愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、どのビジネスにもいつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。

ウォール街や証券会社のセールスマンに今の推奨銘柄は何でしょうか?と聞くことは、床屋に行って今日は散髪したほうがいいかなと聞くようなものだ

1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ
(注:バリュー投資の手法を学んだということ)

市場動向や他人の意見につられて株の売買をしないこと

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う

胴元にとってよいことは、顧客にとってよいことではないことを投資家は理解すべきです

まずまずの企業を素晴らしい価格で買うより、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことのほうがはるかによいのです

グレアム(バフェットにバリュー投資を教えた人)の教えに従うことで、愚かさに参加するのではなく、愚かさから利益を得る人々の一員になるのです

私の仕事とは、大きな安全域の中で、「企業の内在的な価値」と、市場価格の差を利用して利益を得ること。これに尽きます。

10億ドルへの第一歩さ。(1セント硬貨を拾ったときに言った言葉)

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