最強の身分証、運転免許証の取り方とその流れ

若者の車離れが叫ばれている昨今ですが、それでも運転免許証はどこでも使用できる身分証としての価値が高く、未だに多くの人が取得しています。

では免許は一体どのように取得するのでしょうか。今回はその取得の流れについて調査しました。

自動車教習所に通う

多くの人は自動車教習所(以下、教習所と記述)に通うことによって運転免許を取得します。

教習所では道路交通法や運転に関する知識を学ぶ「学科」と、実際に自分で車を運転する「実技」の講習を受けます。

講習を一回受けるごとにハンコをもらい、一定の講習を受けることによって仮免許試験や本免許試験を受験する資格を得ます。

教習所に通ってから免許を取得するまでにかかる費用は、講習費用と印紙代や受験料などを合わせて約30万円(普通免許の場合)と言われています。

ただし最近は若者の免許離れによって費用は安くなりつつあり、AT限定免許であれば約25万円程度かそれ以下で済むところも増えてきているようです。

教習所申し込みから免許取得するまでの流れ

申し込みから免許取得までの流れ

  1. 教習所へ申し込みをする
  2. 入校手続きをする
  3. 入校オリエンテーション
  4. 適性検査で合格基準を満たす
  5. 第一段階の教習を受ける
  6. 修了検定で合格する
  7. 仮免許学科試験で合格する
  8. 第二段階の教習を受ける
  9. 卒業検定で合格する
  10. 免許センターで本免許学科試験に合格する
  11. 免許取得

入校オリエンテーションでは、教習所の設備や教習の流れなどについて説明を受けます。その他、時間割や教本などを受け取ったりします。

教習は第一段階、第二段階と別れています。第一段階では交通の初歩を学び、第二段階ではその続きをやるといった感じです。

教習の終わりには必ず「検定」を受けることになっています。これは学んだ内容がちゃんと身に付いているかのテストです。合格点を取らないと次のステップへ移れないので、真面目に受講しましょう。

適性検査って何?

適性検査とは視力検査、色彩判別能力、聴力検査と運動能力検査とアンケート形式で行う運転適性検査のことです。

例えば視力検査で普通車免許の場合、「両目で0.7以上、片目0.3以上」が求められます。もし、片目が0.3未満であっても、もう片方の視力が0.7以上でかつ、視野が左右150度以上あれば裸眼でもOKです。

その視力に満たない場合、運転時に眼鏡やコンタクトの使用が義務付けられますのでご注意ください。

色彩判別能力は、信号の色である赤・黄・青が見えるかの試験です。見えた色を順番に答えられれば合格です。

聴力検査では、10m離れた警音器の音(90デシベル程度)が聞こえれば合格です。余程耳が悪い人でなければ十分聞き取れるレベルなので、心配する必要はありません。

運動能力検査では、簡単な屈伸運動をして運転に支障をきたすほどの障害がないかを見るだけです。別に体力テストをするわけではありませんのでご心配なく。

運転適性検査では、アンケートを受けるだけです。検査と言っても別に試験ではないので落ちることはありません。アンケートの結果から「自分の運転パターン・性格・注意点」を導き出すものです。

一発試験を受ける

教習所に通うことなく、免許センターで試験を受けに行き運転免許を取得する方法を俗に一発試験、一発免許と言います。

教習所に通わなくていいので面倒な教習や高い費用をかけずに免許を取ることができる方法です。ただし、免許センターの試験(特に技能試験)は非常に厳しく、合格率20%程度と言われています。

本当に一発で免許を取得することができる人はほとんどおらず、何回も受けてやっと合格するかどうかです。何度も受験料がかさむことを考えると、最初から教習所に通って免許取得を狙う方が楽で安いということもあります。

一発で免許取得を狙うか教習所でゆっくり確実に免許取得するかは、自分の運転レベルと相談してからにしましょう。

一発試験で免許を取得するまでの流れ

  1. 運転免許センターで仮免許受験の手続きをする
  2. 適性検査に合格する
  3. 仮免許の学科試験に合格する
  4. 仮免許の技能試験に合格する
  5. 運転免許センターで本免許受験の手続きをする
  6. 適性検査に合格する
  7. 本免許の学科試験に合格する
  8. 本免許の技能試験に合格する
  9. 取得時講習を受ける
  10. 免許取得

技能試験が鬼門です。安全確認を少しでも怠ったり、わずかな運転ミスがあったりして合格点を満たせなくなるとその時点で試験終了となります。採点はかなり辛めですので、いつもより慎重な運転、おおげさな安全確認が必要となるでしょう。

不合格になっても基本的には何がダメだったのか教えてくれませんので、よほど運転に自信がある人以外はあまり合格できる望みはありません。

とはいえ、絶対に合格できないわけではありません。技能試験で見られているのは運転テクニックというよりも安全確認ができているかどうかです。

大抵の受験者は試験官の手前、うまく運転することばかりに意識が行き過ぎて基本的な安全確認を怠ってしまい、減点を食らい続けた結果に不合格になるというのがほとんどです。受からせないために意地悪しているわけではありません。

一番手っ取り早く免許を取得する方法

最近では車を持っていなかったり車を運転する機会なんてない人も大勢います。

しかしどこででも使える身分証明書として運転免許証が最強であるというのは今も昔も変わらないことです。

「別に車を運転したいわけじゃない、教習所に通うのは面倒、お金がかかるから嫌、だけど免許証だけは欲しい」という人におすすめなのは「原付免許を取得する」という方法です。

原付免許ならば教習所に通う必要もなく、お金も受験料や交付料、講習料など全て合わせても1万円程度で取得可能です。しかも学科試験に受かりさえすればよく、技能試験はありません。

一日で取得可能という手軽さも大きなメリットと言えるでしょう。事前に学科試験の勉強をしておく必要はありますが、わざわざ教習所に通って講習を何度も受ける必要はありません。

車を運転しない人でも交通法規を学んでおくことは決して損にはなりませんし、運転免許という身分証はやはり便利ですので、これを機に原付免許を取得してみましょう。

原付免許取得の流れ

  1. 運転免許センターか試験場へ向かい、受験の手続きをする
  2. 適性検査を受ける
  3. 学科試験に合格する
  4. 技能講習を受ける
  5. 交通に関する話を聞く
  6. 免許を取得する

全て合わせてもおよそ1万円もかかりません。朝行って昼過ぎには免許を入手できます。

技能講習がありますが、あくまで講習であって試験ではないので落ちることはありません。ただ教官の前で原付を乗り回して乗り方を一通り学ぶだけです。

原付免許取得までの詳細と必要なものについては以下のサイトを参照するとよいでしょう。

原付免許の取り方、時間、費用などの詳細→原動機付自転車免許の取り方

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