サイトに登録さえすれば誰でも自作小説を投稿できるサイト「小説家になろう」。
そこには毎日数多くの作品が投稿され、ランキング上位作品はアニメ化や書籍化されるなど、商業として通用するほどの人気作品もあります。
しかし、「小説家になろう」に投稿される小説、俗にいう「なろう小説」にはある種の特徴・パターンがあり、読む人によっては非常に気持ち悪く感じるようです。
今回は、「なろう小説」にありがちなことと、読んでいて気持ち悪いと思ってしまう原因について解説します。
とにかく異世界に転生しまくる
なろう小説最大の特徴は「とにかく異世界に転生したがる」という点です。
色んなジャンルの小説が投稿されていますが、ランキング上位作品はほとんど全てが異世界転生型です。右を見ても左を見ても異世界に転生しており、もはや異世界に転生しない小説はランキング上位には入れないと言ってもいいほどです。
これほどまでに異世界に転生したがる理由は「現実逃避のため」であると考えられています。
私達の生きるこの現実世界は少子高齢化や増税、ブラック企業などがある辛い世界です。学歴競争や面倒な人間関係のしがらみもあります。
異世界転生はそういった現在の状況を一切振り切って自分の理想とする世界へと連れて行ってくれるので、現実世界での生活が上手くいってない人に大人気です。
異世界チート転生したら生前の生活や親、交遊関係のことはあっさり振り切ってその作品世界の生活にどっぷりハマって蹂躙するんだよな。やっぱり現実が辛くて逃げたいんやろな
上位はどいつもこいつも異世界で埋め尽くされてワロタ。
みんな現実世界でよっぽど追い詰められてんだろうな。異世界に転生して社畜生活から抜け出して一発逆転♪とか思ってんのかな。現実逃避したがり過ぎ。人生舐めすぎ。
わざわざ転生させる必要性が見えてこないんだよな
「自分はこんなもんじゃないんだ」
「実はすごいんだ」
という欲求を満たすこと以外にない
何の努力もせずモテモテ
なろう主人公の特徴は「何の努力もしてないくせにモテモテである」という点です。
なろう小説を読むいわゆるオタクの人たちは、現実世界ではあまりモテないという傾向にあります。しかし性欲だけは人一倍あるため、何らかの形で性欲を発散したいという潜在的欲求があります。
なろう小説はそういった歪んだ性欲を発散する役割を請け負っています。何の取り柄もなく、何の努力もしてないような人間が、美少女たちから言い寄られてモテモテです。
現実世界ではモテないからせめてフィクションの世界ではモテモテの気分を味わいたいという読者の想いを汲んでいるという訳です。
性欲の捌け口として用意されたとしか思えないような女性キャラが入れ替わり立ち代わり登場する。しかも何のきっかけもないのに最初から好感度Max。女性側から猛烈にアプローチを仕掛けてくる。
これがキモ男共の脳内かと思うと吐き気がする。
男の願望を実体化させたような感じ。徹底的に主人公を持ち上げて、欲望を満たしてくれる理想の女性って感じ。
なろう小説に登場する女性ヒロインって、「男の性欲の捌け口となるためだけに生かされている女の子」って感じがする。頭空っぽで性の入れ物みたいな。
追放されるようなクソコミュ障に唯一無二の特殊能力があったとして、そんな奴にまともな女が寄って来るわけないよね。こんな自.慰行為で現実逃避している奴がいるとか憐れ過ぎるわ
チート能力を得て無双しまくる
なろう小説の主人公は、何らかの特殊能力を付与されている場合が多いです。
「俺はごく普通の高校生」などと自称してはいるものの、何らかの能力を持っているという設定が多いです。
これは「現実世界では大したことないと思われているけど、実は俺ってすごいんだぜ」という読者の願望が投影されているものと考えられています。現実世界での冴えない生活の鬱憤を、チート能力を振りかざすことで解消するのです。
「圧倒的な力ですべて自分の思い通りにする」という幼稚な全能感に浸ることでしかストレスを解消できないほど、現実世界で追い詰められている証拠とも言えます。
陰キャが活躍してヒーローになるみたいなのはもう定番も定番よ
問題はその定番のはずのテーマで気持ち悪がられてること
それもそのはず。
中身は周囲の人間を見返したいだけのすっからかんな話か、マウント取りたいだけ持ち上げられたいだけの気色悪い話だもんな
「ちゃんと苦労しろ」とか「苦労するのが美徳だ!」とまでは言わないけど、「何の苦労もせず楽して何でも思い通りになる」なんて甘っちょろい考えには吐き気がする。どんだけ人生舐めてるんだよ。現実逃避もいい加減にしろ。
なろう系で願望を叶えようとする奴は
もっとリアルで頑張れよと思う
空想じゃなくて妄想の類だよなこれ
「中学生が小学生の遊びに混じって無双する」
このレベルなら可愛いもんだよ
オーバーロードなんて「大学生が猛犬連れて園児相手に無双する」レベルの話だぞ
ハーレム要素も凄くて数百人の部下から絶対的に愛されてる状態
こんなもん書く作者とこれが好きな読者ってどんだけ現実から逃げたいんだよって思うわ
闇が深すぎる
なんでこんなただでさえクラス内ヒエラルキー最下層のオタク向けと非難されやすいラノベの中の更に気持ち悪いところを凝縮したような作品ばかりなんだ。
何の努力もしてないのに圧倒的な力を手に入れて無双しまくるとか気持ち悪い。
まぁ、そんな舐めた考えしてるから現実逃避作品にすがるしかないんだろうけど。
周囲の人間がヨイショしまくる
なろう小説を読む人の多くは、現実世界では誰からも認められていない傾向があります。
そのため承認欲求に飢えに飢えており、とにかく誰でもいいから自分を褒めてほしい、自分を尊敬してほしいという承認欲求の塊と化しています。
そのため、なろう小説中では読者の投影たる主人公はことあるごとに賞賛を受けます。ビー玉を持っていたり、文字の読み書き・数字や簡単な四則計算ができる程度でもオーバーすぎるほどの大絶賛を受けます。
誰からもすごいすごいと褒めたたえられ、現実世界での誰からも認めてもらえなかった自分を慰撫するのです。
主人公に魅力がない
キャラが操り人形みたいに主人公ageする
全てのなろう作品がそうではないんだろうけど、そのイメージが強すぎる
すごい!流石!の大合唱。周りがバカばっかり。主人公を褒めたたえるためだけに用意された舞台装置みたいなもん。
なろう小説読んでる奴って現実世界でよっぽど誰からも褒められたことないんやろうな。承認欲求に飢え過ぎている。
作者と読者の願望が透けて見える。
やれやれと斜に構えた態度の主人公
なろう主人公は多くの場合、斜に構えた「やれやれ系」主人公です。
自慢したいという自己顕示欲はあるけど、自分からそれを見せびらかして自慢するのは気が引けるので、誰かから巻き込まれる形で自分のチート能力を披露して、他人からの賞賛を引き出したいのです。
そういった事情が、「やれやれ系主人公」を生み出します。
つまり、
本当はすごい能力をもってるけど、あくまで自分からは見せびらかさないよ
↓
何らかの事件に巻き込まれて、自分の圧倒的な能力であっさり解決しちゃった。
↓
その事件をきっかけに、自分がすごい奴だということがばれてしまった。
↓
周囲の人間からすごいすごいの大合唱で、賛辞や感謝を受けまくってしまった。
↓
やれやれ、そんなつもりなかったのにな
このように、やれやれ系主人公を気取っていれば「自分から自慢するような自己顕示欲丸出しの馬鹿じゃない」というスタンスを取りつつ承認欲求を満たすことができるので、なろう主人公では「やれやれ系主人公」が数多く起用されます。
なろう主人公の自己顕示欲が見え透いて気持ち悪い。
「力に目覚めて、実は最強」は俺を認めなかった連中を見返したいって願望の表れ。
現実ではそんな力がないから妄想の中で悦に浸るとか痛々しいわ
なろう信者→現実が底辺すぎて辛いから現実逃避で物語に逃げ込む
なろうアンチ→俺は現実が底辺過ぎて辛いのに楽して良い思いしてる奴が許せない
普通の人→興味自体示さない
トラックに轢かれて気がつくと神様が土下座してる
手違いで殺してもうた、チート能力付けて剣と魔法の異なる世界に転生してくれんかのう
能力は魔法無双、鑑定、アイテムボックス、言語翻訳じゃ
↓
気がつくと森にいたぜ
馬車襲われてる、助けるか、魔法つえー、なんだこの盗賊達弱っ
運ばれてた女奴/隷助けたら、えらい感激された
やれやれそんなつもりじゃないんだけどな
↓
街についた
冒険者ギルドいこう
通貨の単位、大陸の知識、ギルドランクの初心者説明聞いたぜ
なんかやたら受付嬢に気に入られたら、むさい冒険者に絡まれたので返り討ちにしたぜ
やれやれ目立ちたくないんだけどなあ
だいたいこんな話が八割
コメント
なろう小説を一番読んでいる年齢層って20代後半~30代後半なんだよ
この世代って収入格差が一番大きい世代でもある
特別な大富豪を例示しなくても良いよ
このアラサーの同年齢を比較すると
エリートサラリーマンとマックバイトで50倍の収入格差がある
なろうなんか後者の負け組が読んでるの
これ統計でも明らかにされているからね
インテリで高学歴で高収入なら普通の文学を読むのは当然よ
お前のようなクズが異世界で成功できる訳がない!!
っていうラノベ書いたら売れないだろうね
=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!!
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なろうの主要層は20~30代よりむしろ40~60代の方が多い事実
書店の異世界なろうコーナーを覗いてみ?おじさんばっかで泣けてくるぞ
なろう作品なんてどうせ素人小説なんだから、
ここで文句言ってる人達もなろう作品とは比べ物にならないような
素晴らしい小説を書いてヒットさせればいいのに。
[…] ジェームズ・ボンドは嫌いではないが、基本的にこのキャラクターは「男の妄想」と一蹴できる。なろう小説とアーキタイプは変わらない。いくばくか洗練されているだけで。 […]