人体にありがちな現象とその仕組み

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私達の体には様々な症状が現れます。中には「これって俺だけじゃね?」と思うような現象もありますが、その多くは広く知られている現象です。

今回は、人体にありがちな現象についてまとめました。

おしっこした後、体が震える

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男性ならば一度は経験したことがあるのが、「小便後に体がブルブルする現象」です。

これは「シバリング」と呼ばれる現象です。シバリングとは身震いによって筋肉を細かく振動させて熱を生み出し、体温調節を行う生理現象のことです。

尿によって熱エネルギーが放出されると体内熱量が減少するため、それを補うために筋肉を動かして発熱しようという生理現象だいうことです。

男性は座ってオシッコをすると53%しかブルッとしないが、立ちションだと83%するとのデータがあります。小便をする際の自律神経の制御も関連しているとも考えられていますが、未だにはっきりとは解明されていません。

ラーメンを食べるときやたらと鼻水が出る

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ラーメンなどを食べているとやたらと鼻水が出てしまう現象があります。

これは「鼻水を出すことによって鼻を冷まそう」としているのです。湯気は熱いので、鼻水を出すことによって鼻内部の温度を一定に保とうとするのです。これは外気が暑い時に汗をかいて体温を下げようとするのと同じ体温調節の機能です。

もう一つの原因は、香辛料等の刺激から鼻を保護するためです。

鼻には異物が入り込んだ時に鼻水を分泌し、異物を外部へ追い出そうとする働きがあります。これによって鼻の粘膜を保護しようとしているのです。ラーメンには胡椒などの香辛料が入っているので刺激物だと判断した鼻が鼻内部の粘膜を保護するために鼻水を分泌するのです。

居眠りしているとき体がビクッとする

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居眠りしているときにありがちな現象が、「体がビクッと震える現象」です。電車の中や学校の授業中などウトウトしているときに体がビクッとし、恥ずかしい思いをしたという人も多いはずです。

これは「ジャーキング」と呼ばれる現象です。同じ体勢で寝ていると血の流れが悪くなって体によくないため、脳が体に「体勢を変えなさい」と命令を出した結果起こると考えられています。

実際には落下していないのに落下感があるため、身体が無意識にビクッと動き、腕や足が人に当たったり、物を倒してしまったりすることもあり、気まずい思いをしたことがある人もいるかもしれません。

このように、入眠時の筋肉の弛緩を、眠っている状態で高所から落下したと、脳・脊髄が間違って神経伝達するのも原因であると考えられています。

鼻の片方がいつも詰まっている

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いつも片方の鼻が詰まっている現象に悩んでいる人が居ます。

実は、これは全く正常なのです。

実は人間の鼻は、片方の通りが良い時はもう片方は詰まり気味になっていて、その通り具合は数時間おきに無意識のうちに入れ替わっているのです。

これは「交代制鼻閉」と呼ばれていて、8割程度の人が経験するようです。

つまり、正常な状態でも左右の鼻の通り具合は時々刻々と変化し、右と左の鼻が交互に閉じています。正常時(病的では無い状態)ではそれをほとんど感じることがありません。

しかし、風邪や鼻炎など鼻の粘膜が腫脹を起こす病気がある場合、鼻粘膜の腫脹が起きてしまうと、鼻が閉じているという感覚を強く感じます。

こういった場合は病院へ行く必要がありますが、通常時に片方の鼻が詰まるのは正常なので、病院に行く必要はありません。

食後やたら眠くなる

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食後すぐ眠くなってしまう現象があります。

これは「食後の消化吸収プロセスによって血糖値が急低下するから」です。

私達の食事は多くの場合、ご飯やパンなどの炭水化物が大量に含まれています。これは体内に入ると分解されて糖分として消化吸収されます。

すると、食後に血糖値が急上昇してしまいます。このとき体は、膵臓からインスリンを分泌させることによって血糖値を下げて正常値に戻そうとします。

このとき、上がっていた血糖値がインスリンによって急低下し、一時的に低血糖の状態に陥ります。この低血糖の状態こそが、眠気を感じる状態なのです。

他にも、人体は消化吸収に多大なエネルギーを消費するため、食事中は胃と腸に血液が集中し脳への血流が減少するからだという説もあります。

視界に微生物のようなゴミが見える 

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空中に微生物のようなものが浮遊している現象に気づく人が居ます。

これは「飛蚊症」と呼ばれる現象です。

はっきりと視認できないくらいの小さなゴミが眼に入り込んでいて、それが網膜に影を落とすことによってモヤモヤとしたゴミのようなものが見えるのです。いわばカメラレンズに微細なゴミやホコリが付いている状態です。

白い壁や空などに視線を向けて意識すれば、誰でも見ることができます。通常時は脳が自動的にフィルタリングしているから意識しないだけであり、実際には常に見えてる視覚ノイズなのです。

実は成人の8割が経験したことのあるごくごく普通の症状で、特に問題ありません。ただし見え方に違和感を覚えたり頭部に衝撃を受けたあと急に見えるようになったら危険です。直ちに眼科医へ行き、診察を受けましょう。 

見えるものの縮尺がおかしくなる

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ときどき見えているものが急に小さく見えたり、そうかと思えば一部分だけが拡大されて見えるような現象に襲われる人が居ます。

実はこれには正式な名称がついていて、「不思議の国のアリス症候群」と言います。

不思議の国のアリス症候群とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられる症状で、様々な主観的なイメージの変化を引き起こす症候群です。

自律神経が炎症を起こすことによって起こる現象であり、子供の大半が経験しますが、気づかなかったり忘れてしまうことがほとんどです。まれに大人になっても起こる人もいます。

ほとんどの場合はそれ以上悪化することはありませんし、心配するほどのことでもありませんが、どうしても気になるのなら病院にいくと良いでしょう。

ダメと言われた事ほどしたくなる

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「絶対するなよ」「これはやっちゃダメ」と言われたことほどしたくなる現象。

禁断の果実を食べたアダムとイブしかり、パンドラの箱しかり、ダチョウ倶楽部しかり、禁じられればしたくなるというのが人類の罪深さです。

これは「カリギュラ効果」と呼ばれる現象です。カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されると、かえってその行為をやってみたくなる心理のことを言います。

元々はアメリカの映画「カリギュラ」があまりの過激さにボストンで上映禁止となった事が原因で多くの人々の注目を集め話題となったことが語源となっています。

冷たいものを食べたときに頭が「キーン」となる

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かき氷やアイスなどの冷たい食べ物を食べた後に頭がキーンとなる現象。

この現象にも正式な名称がついていて、「アイスクリーム頭痛」と言います。

冷たい物を食べると前額部、側頭部及び眼窩(目の奥の部分)に鋭い痛みを生じ、その痛みは30~60秒でピークとなります。個人差はありますが、痛みは長くとも5分以内には収まる程度です。

実はこの現象が起こるメカニズムは未だ明らかになっていません。頭痛が数分で収まってしまうため、研究が進まないからです。

アイスクリーム頭痛の原因として今のところ有力なのは「情報伝達の誤作動説」です。

「冷たい」などの刺激は三叉神経を通じて脳に伝わるのですが、冷たいものを急に食べるとその刺激の強さに喉の三叉神経が混乱してしまい、冷たさを「痛み」と勘違いし、さらに刺激があった場所を口ではなく「頭」として伝えてしまうので頭痛が起こるというものです。

もう一つ有力な説は、「一時的な血管膨張」です。

 冷たいものを食べると急に喉や口の中が冷えてしまうため、人間の身体は一時的に血流量を増やして温めようとします。そのときに、頭につながる血管が急に膨張することから、頭痛が起きます。

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