株式投資で失敗する人にありがちな5つの特徴とその理由

資産形成の有効な手段である株式投資。ゼロ金利政策の影響で預金の金利がほぼゼロとなってしまった今、株式投資をしなければお金は増えません。

着実に成長を続ける企業に投資しておけば、企業の成長とともに株価は値上がりして資産も膨らんでいきます。株式の中には配当金を支払うものや株主優待も配るものもあるので、保有しておくだけでも有効です。

しかし、中には一獲千金を夢見て無茶な取引をして大損する人が数多くいます。今回は、株式投資で失敗する人の特徴を調べました。

儲けに目がくらんでいる

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株で損する人最大の特徴が「儲けに目がくらんでいること」です。

株は楽に稼げると勘違いしているのか、それとも株なら一気に大金を稼げるものだと思っているのか。いずれにしても楽に大金を稼ぎたいという気持ちが強すぎるのが特徴です。

少し株を触ったことのある人なら分かると思いますが、「株は楽に稼げる」というのは全くの間違いです。

むしろ株式投資は、多少の値下がりや周囲の声に惑わされない忍耐強さと根気強さなどのメンタル強度、そして財務諸表や経済情勢を精密に分析する能力が問われる大変な作業です。

確かに一気に大暴騰する銘柄は存在しますし、その銘柄に100万円単位でお金を投じていれば一気に1000万円に資産が膨らみます。数千万の資金を投資に回していれば、一億円以上の利益をたたき出すいわゆる「億り人」になれる可能性も見えてきます。

しかし現実はそう甘くありません。値上がりする株がある一方、値下がりする株もたくさん存在するからです。かつては大企業の三洋電機やJALなども倒産に追い込まれ、株式は紙くず同然となってしまいました。

株式投資をやっていれば、バブル崩壊や世界恐慌など、一生に何度かは資産の半分以上が消し飛ぶ悲劇に見舞われます。株にはこういったリスクがいつも付きまとうのであって、楽に稼げると思って手を出すような人間はとても踏み込んではいけない世界なのです

噂や風説で取引をする

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株で損する人は「噂や風説に従って取引をする」という投資家としては致命的な弱点を抱えていることがほとんどです。

そもそも噂や風説というのは事実ではないですし、そういったものを流す人は仕手筋の人か、テキトーな情報を売ることで儲けようとしているペテン師の類です。

賢明な方なら少し考えれば分かると思いますが、「株式市場において必ず儲かる銘柄など一つも存在しません」

そんな銘柄が存在するのならばとっくの昔に誰かが買い占めていますし、買いが殺到すればどんな銘柄であろうと割高になり、必ず儲かるというわけにはいかなくなるからです。

よく雑誌やネット上で「絶対に儲かる株を教えます」などという広告を見ることはありますが、そんな株があるならわざわざ誰かに教える必要などないわけで、広告を出すための費用をその銘柄購入費用に充てればそのまま大儲けできるはずです。

しかし、それができないからこそ広告を出して広告収入を得ようとしているのです。「絶対に儲かる株」とやらに投資せず、わざわざ広告を出していることそれ自体が「絶対に儲かる株など存在しない」ということを証明しているのです。

そして、そういった少し考えれば分かる程度のことすら分からず投資をするような人は例外なく情弱(情報量が少なく、判断力や思考力も乏しい人)なので、株式投資で儲けるどころか、損をするのがオチです。

高騰している銘柄に手を出す

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人気の高騰銘柄に手を出すのも、株で損をする人にありがちです。

そもそも株式投資の本質とは、「企業の成長とともに株価が上昇する流れに乗ること」です。企業が年々成長し利益を出せば企業価値が増大していきます。企業価値の増大とともに株価も増大していくという流れです。

大幅な減税や商品が大ヒットしたなどの、企業にとって余程の追い風が吹いたのなら話は別ですが、大抵の企業は急成長などしません。年々着実な経営努力によって少しずつ成長していくのが健全な企業です。

つまり、急成長する企業というのは何らかの裏事情を抱えているのです。過去にも年率100%で急成長をする企業というのも存在しましたが、その多くは粉飾決算で業績を良く見せているだけだったり、犯罪に手を出していたりしていました。

そしてそれらの企業は、違法がバレるとともに一気に消えていきました。もちろん、それらの企業に投資していた人たちも大暴落とともに消え去っていきました。

それに、「高騰している銘柄に手を出すこと自体が投資行動としては愚かな部類に入る」という事実があります。もっと言えば、高騰している株に投資しても大して儲からないか、多くの場合損するだけです。

なぜなら高騰している株というのは既に好材料を織り込んだ割高な価格となっているからです。

高騰している株を買ったところで、さらに値上がりしないと儲けることができませんし、ただ一時的に暴騰していただけで、少し時間が経てばすぐ値下がりするというのはよくあるケースです。

勉強もせず、よく調べもせず買う

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良く調べもしないで投資しても儲かるはずがありません。

どんなこともそうですが、適当にやってお金が儲かるという都合のいい話はないのです。そんな都合のいい話ならば誰でも億万長者になれるはずですが、もちろんそんなことは現実ではあり得ません。

株で儲けたいのなら財務諸表や年次報告書を読み込むといった企業研究はもちろん、市場調査や経済動向、市場調査など、数多くの分析をこなさなければなりません。

本や新聞などを読み込んで経済理論や会計の勉強をする必要もあります。そういった勉強無しに企業価値を分析できるようにはなりません。そして企業価値の見積もりができないのなら適切な投資行動など取れるはずもないからです。

「経済やお金の勉強をする」という大事なことを疎かにしているような投資家に対して、株式市場は優しくありません

そういった甘えた人間に対して株式市場は牙をむき、大事な資産を溶かします。仕手筋やペテン師に騙されて大事なお金を失うという最悪の事態にもなり得るのです。

そしてそういった事態に直面したくないのなら、多少面倒でも自分で勉強したり調べたりする必要があるのです。

信用取引に手を出してしまう

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信用取引は株で大損をこくフラグであると言えます。

よく「株で借金する羽目になった」などと言う人が居ますが、その人は十中八九信用取引に手を出しているのが原因です。

信用取引とは現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。

例えば、100万円の自己資金を証券口座に入れた人は原則としてその100万円でしか取引できませんが、信用取引ならその100万円を担保にして322万円分の取引が可能になるということです。

証券会社によって違いますが、 信用取引では、最大預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができます。

信用取引をすれば多額の資金を動かせるようになるので、一気に大儲けできる可能性が高まりますが、一気に大損する可能性も高まります

例えば、100万円を自己資金にして、信用取引によって300万円で取引をするとします。このとき、300万円のうち100万円は自己資金ですが、残り200万円は証券会社から借り入れた資金です。つまり、証券会社へ200万円の借金をしている状況なわけです。

したがって、その200万円は株取引によって得しようが損しようが必ず証券会社へ返さなければならないお金なのです。

例えば、ある株を300万円分購入し、それが600万円に値上がりすれば、証券会社への借金200万円と自己投資額100万円を差し引いて300万円の儲けです。自己資金の100万円が一気に300万円に増えるわけです。

しかし、もし300万円で購入した株が100万円に値下がりしたら、200万円の損が発生します。損失200万円のうち100万円は値下がりした株100万円分を売れば返せますが、残りの100万円は借金となります。

このように、信用取引は儲けを増大させることが可能な一方、損失を拡大させてしまう可能性がある諸刃の剣ということです。

自己資金の範囲で行う株取引を行ういわゆる「現物取引」ならば、どんなに失敗しても投資額がゼロになるだけで済みますが、信用取引をするとゼロになるどころか借金を背負う危険性もあるということなのです。

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