知っておけば得をする、仕事や勉強で応用が利くの9つの法則

この世界で起きる物事にはある種の傾向やパターンというものがあります。先人たちはそういったものを一般化して「法則」として体系化しました。

こういった法則をたくさん知っておけば、目の前の問題や事象を適切に判断し解決することができます。

そこで今回は、知っていれば役に立つ法則を調べました。

仕事に応用可能な法則

まずは仕事にも勉強にも家庭にも当てはまるような汎用性の高い法則を3つ紹介します。

パーキンソンの法則

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パーキンソンの法則

第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

第一法則は、「仕事というのは期限ギリギリになるまで膨張し続ける」ということを言っています。例えば、8/31までに終わらせて下さいと言われた夏休みの宿題は、きちんとやれば二週間程度で終わりますが、実際には8/31になるまで終わらないのです。

そのため、締切日は予め自分で前倒しで設定しておき、その後も細かく時間制限を設けることで仕事が無尽蔵に膨張し続けるのを抑える必要があります。

第二法則は、「人間は手元にお金があれば、ある分だけ使ってしまう」ということを言っています。例えば、手取り収入が月20万円ある人は、支出額が20万円になるまで使ってしまうということです。

貯金がなかなかできない人はこの第二法則の典型例と言えます。したがって、貯金をしたいという人は、予め収入のうち一定金額(例えば5万円)を天引きで貯金しておいた方が良いのです。

そうすれば、第二法則に従って手元に残る15万円を使い切ったとしても5万円の貯金は残るからです。

メラビアンの法則

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メラビアンの法則

感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたとき人間が重視するものは、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合となる

よく「人は見た目が9割」だという論拠として引用されることが多いメラビアンの法則です。

しかし、この法則が示唆しているのはコニュニケーションの要素を統一させることが重要だという事です。この3要素が矛盾していると、伝達すべき言語情報が正確に伝わらない恐れがあるからです。

つまり、営業やプレゼンの場面で自分の意図を正確に伝えるためには、伝える内容はもちろん、見た目や話し方など非言語情報にも気を配る必要があるということです。

そして「見た目が9割」とは言いませんが、話す内容よりも見た目の方が重要である可能性が高いということも知っておく必要があります。

マーフィーの法則

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マーフィーの法則

バターを塗ったトーストがバターを塗った面を下側にして落ちる確率は、カーペットの値段に比例する

これは普遍的に成り立つ法則ではありませんが、アメリカ空軍でエンジニアをしていたマーフィーが唱えた「経験則」です。

人間の機知を捉えた非常にユーモラスかつ納得のいく経験則集です。他にも「遅刻しそうな時に限って電車は遅延する」「雨が降る確率は、傘を持って行く場合には上昇し、傘を持って行くと減少する」などがあります。

単なるジョークのようなものかと思うかもしれませんが、提唱者マーフィーは次のような答えを用意しています。例えば、「トーストとカーペット」を例に挙げると、答えは「カーペットを安いものにしておく」というものです。

つまりマーフィーの法則は危機管理の方法論の一種で、「常に最悪を想定して動き続けることで、最悪の事態が起きたときの被害確率を最小限にとどめましょう」ということを指摘しているのです。

非常にユーモラスでウィットに富んだマーフィーの法則。人間心理をうまく言い表した数々の法則は笑いと皮肉に満ちています。 今回はそんなマー...

人間の心理を指摘した法則

次に紹介するのは、人間の心理を的確に指摘した法則です。

ピーク・エンドの法則

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ピーク・エンドの法則

あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる

分かりやすく言うと、ある物事が全体的に苦しくても最後に「楽」の部分を味わうことで、苦しみが小さく感じられるということです。

例えば、レストランに入ったときに店員の接客態度の悪さに気分を害していても、最後に店を出る際に丁重にされると、「まあ悪くはなかったな」と感じてしまいがちだということです。

簡単に言えば「終わりよければ全て良し」ということであり、他人からの印象を良くしたいなら去り際に特に注意しましょう。

一貫性の法則

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一貫性の法則

人は自身の行動、発言、態度、信念などを、一貫したものにしたがる

人は何かと一貫性を持ちたがります

例えば、買い続けてる漫画雑誌が面白くないと感じても新刊が出ればつい買ってしまったり、マツダの車を買ったら次もマツダ車を買ったり、一旦観だした映画はたとえ途中で面白くないと感じた場合でも最後まで見てしまうものです。

「他人に注目されている」場合には特に一貫性の原理が働きやすい事が分かっています。人は他人の前で矛盾するような行動を取りづらいと思う生き物なのです。

これを利用して、例えば禁煙したい人は禁煙を実行する際に一人でするよりは家族や友人、同じ目的を持つサークルなどの中で宣言して行うのが効果的です。

禁煙するといった手前、喫煙するという矛盾した行動は取りづらくなり、禁煙するという発言と禁煙しているという状況で一貫性を保とうとするからです。

カラーバス効果

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カラーバス効果

ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと

人間の脳は、特定の事象を意識することで、五感で得られた情報からその特定事象のみを積極的に認識するという性質を持つということを指摘しています。

例えば、テレビの占いなどで「今日のラッキーカラーは赤です♪」と言われた日にはやたらと赤いものが目に付くといった現象のことです。

世の中は情報に溢れており、これらの情報をすべて認識していては脳は疲れてしまいます。そのため「積極的に意識した物事」に関する情報「だけ」を脳は選び出そうとするのです。

「困った時に限って不思議と助けてくれる人に出会う」とか、「ずっと解決できずにいた問題が、ある日思いがけないところから解決のヒントを得た」というのも実はカラーバス効果によるものです。

そういった事象は、彼らが日常の意識の注意力を支配するほどに、真剣に問題の解決に取り組んでいたことの証でもあるのです。

したがって、もし何かに取り組みたいと思っているのならば「取り扱いたいテーマ」を自分の中で意識しながら、一日普通に生活してみてください。それだけで、結構いろんな発見やアイデアが出てくることでしょう。

数字や比率がらみの法則

人間社会でよく現れる比率をまとめた法則が以下の3つです。

パレード(2:8)の法則

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パレードの法則

物事を構成する要素が全体に占める割合には偏りがあり、複数要素のうち一部で全量の大部分の割合が占められている

物事のうち重要なのは2割で、ほかの8割は大勢にはさほど影響していないという事実を指摘した法則です。

例えば、マーケティングの世界ではよく「売り上げの8割は全顧客の中の2割が占めている」「売り上げの8割は全体の中の2割の商品が占めている」「全営業社員の中の2割が売り上げの8割を上げている」といったふうに言われています。

物事には偏りがあるので、まんべんなくやるよりも一部に集中してやった方が効果的であるということです。選択と集中の大切さを教えてくれる法則です。

ハインリッヒ(1:29:300)の法則

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ハインリッヒの法則

一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)がある

仕事にミスは付きものです。しかしミスも積み重なれば取り返しの付かない大事故にエスカレートすることがあります。そうした労働災害を経験的に示したものがハインリッヒの法則です。

一件の重大事故の裏には数十件の軽微な事故、多数のヒヤリハットがあるので、裏を返せば、「重大な事故というものは、軽微な事故を防いでいれば発生しないものであり、軽微な事故はヒヤリとするような事故を防いでいれば発生しないものである」ということです。

つまり、重大事故を減らしたかったらまずは身近なヒヤリハットをなくせばよいということです。

ジラート(250)の法則

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ジラートの法則

どんな人でも平均して250人程度の知り合いがいる

世界一の自動車営業マンと言われる男、ジョー・ジラート。彼は1963年から1978年に引退する間の15年間で13,001台の乗用車を売った、ギネスブックの「世界No.1のセールスマン」に認定された人物です。

彼は常に次のようなことを意識していました。

どんな人間にも250人程度の知り合いがいるので、1人を敵に回すという事は250人を敵に回すことになる

つまり、敵にする相手を1人でも間違うと、その何十倍もの敵を作ってしまう可能性があるということを常に意識して丁寧な営業を心がけていたということです。

あなたの目の前にいる人間は一人かもしれませんが、その一人を不快にさせたときに敵に回る人間は250人程だということを意識しておくべきだということを教えてくれる法則です。

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