現代人への処方箋、自由と孤独を愛するスナフキンの言葉

フィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんの作品「ムーミンシリーズ」で、大人気のキャラクターのスナフキン。

彼は自由と孤独と音楽を愛し世界中を旅している放浪者です。必要最低限の物しか持たず、リュックサック一つで世界中を旅する姿は非常にクールです。

近年のミニマリストや断捨離のブームを見る限り、物があふれた今の世の中でこんな生き方にあこがれる人も多いのではないでしょうか。

今回はスナフキンの生き方や彼の人生哲学が表れた言葉をまとめました。

孤独と自由を愛する言葉

スナフキンといえば孤独と自由を愛して世界中を放浪する旅人です。世界中を旅して春にだけムーミン谷に帰ってくるのです。

作中では彼がいかに孤独と自由を大切にしているかが分かる言葉がたくさんあります。まるで、しがらみの多い世の中に生きる私達に警告を与えてくれているようです。

大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ

だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。

故郷は別にないさ、強いて言えば地球かな

僕は世の中のこと全てを忘れて暮らせたらどんなにいいかと思ってるんだ

人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ

その奥さん、親戚は多いし知り合いも沢山いたんだ。
でもね、言うまでもなく”知り合いが沢山居たって友達が一人も居ない”って事は有り得るんだよ

所有することを嫌うミニマリスト的価値観

スナフキンはモノを所有することを嫌います。彼はリュックサック一つ担いで世界中を旅しています。旅先でお土産を買ったり記念品を持ち帰ったりはしません。

常に身軽で持ち歩ける程度の、必要最低限度の物しか所有しない彼の生き方は近年流行したミニマリストや断捨離の価値観に通ずるものがあります。

そんな彼の価値観を表した言葉を紹介します。

何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときにはそれを頭の中へしまっておくのさ。そのほうがかばんをうんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからね。

ありがとう。でも、いまも考えたんだけどもちものを増やすということは、ほんとに恐ろしいことですね

長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ

自分できれいだと思うものは、なんでも僕のものさ。その気になれば、世界中でもね

 

物の持ち過ぎで苦しむのは、自分だぞ

僕は、あっちで暮らしたり、こっちで暮らしたりさ。今日はちょうどここにいただけで、明日はまたどこかへいくよ。テントでくらすって、いいものだぜ。君たちは、どこかへ行く途中かい?

スナフキン流、人生哲学

スナフキンは一人で世界中を旅する孤高の旅人です。そのせいもあってか、彼の価値観や人生観は普通の人間のそれとは明らかに一線を画しています。

彼の考え方や価値観は、皆と同じじゃなきゃ嫌だという日本人には新鮮に映ることでしょう。

僕は自分の目で見たものしか信じない。
けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ

人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね

つまらん意地を張って、優しい仲間を失うことは、美しい宝石をなくすよりも悲しいことだよ

大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ

いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ

最も意気地のない弱虫は、自分のした悪いことを隠して人を騙すことだよ

みんなと同じことをするのはたやすいことだ

一度決めたら最後までやりぬく、それが俺の人生さ

本当の勇気とは自分の弱い心に打ち勝つことだよ。包み隠さず本当のことを正々堂々と言える者こそ本当の勇気のある強い者なんだ

「そのうち」なんて当てにならないな。いまがその時さ

あんまり大袈裟に考えすぎない様にしろよ。何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ。

自分の入りたくないところへ無理やりに入れられたら、君はどうする?自分のやりたいことを押さえつけられたら、君はどうする?

おだやかな人生なんてあるわけがない

どこにもなかったら自分で作ったらどうだい?できるかどうかはやってみなければわからないんじゃないかな。

ムーミン「義務って何のこと?」
スナフキン「したくないことを、することさ」

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